福祉タクシーかごやブログ

看護師ドライバーによる福祉タクシー開業!身近な病気も解説

陣痛タクシー

初めての出産、不安ですよね。本人もですけど周り、特に旦那さんは居ても立っても居られない思いでしょう。私自身、看護学校時代に勉強したはずですが、4人の出産全てにおいてエドワードエルリック錬金術を使う時のように祈っていました(鋼の錬金術師を知らない方ごめんないさい)。今回、地域の方から「いわゆる陣痛タクシーってやってます?」と聞かれまして、今回のタイトルになったところです。我が雲南地域でも核家族化が進み、また働き方も様々で夜勤があったり休日出勤があったり、妊婦さんが一人きりになることが多いとのことです。もちろん、引き受けますよ!

さて実際の出産ですが、陣痛が規則的になり、1時間に6回以上、または陣痛周期が10分以内になったら分娩の開始です。最初は弱い子宮収縮で、発作が短く、間欠の方が長い陣痛周期で始まり、次第に発作が長く、陣痛周期は短くなっていくのが一般的な流れです。この時点で、かかりつけの医療機関へ連絡し、入院するつもりでいてください。ただし陣痛の痛みだけでなく、おなかの張り具合や出血、破水などにも注意しましょう。急な激痛や持続的な痛み、おなかが板のように硬くなった場合、また、おしるし(産徴)が月経よりも多い、血液の塊が出た、胎動を感じなくなったなどの場合はすぐに受診するようにしてください。破水が起こったときも陣痛の間隔が短くなるのを待たずに、すぐに病院に連絡して診てもらいましょう。

かごやでは、まだ陣痛の時の利用はありませんが、今後出産予定の方の予約(?)をお待ちしております。といっても、名前と住所・電話番号を頂き、「〇月〇日予定だけど、もしかしたらお願いするかもしれない。そのときは〇〇産科に連れて行って」だけで結構です。ご家族が運転されて出産となれば一番いいでしょうし、決して予約料を頂こうとも思っていません。ただ、予約したけどかごやを使わずに赤ちゃんが生まれたら、一段落着いた後にご連絡ください。「おめでとうございます!」くらいしか言えませんけど(笑)

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