福祉タクシーかごやブログ

看護師ドライバーによる福祉タクシー開業!身近な病気も解説

苦渋の決断

相変わらずコロナウイルスの脅威と戦う毎日ですね。恐れ、振り回され、言いようのない疲労感が続いています。

さて、タイトルなんですが、今月のタクシーメーター検査から料金を改定させていただきます(´;ω;`)迎車料金料金は値下げしますが、初乗り運賃を50円上げさせていただきます。とどまることを知らないガソリンの値上げと福祉タクシーの法律で決断せざるを得ない状況になりました。

元来、タクシーは予約以外に利用してくれそうな場所で待機しています。効率よく利用してもらい、且つ無駄な時間と空車での運転が減るのです。例えば病院や駅、ショッピングセンターとかで待っていれば利用したいお客様が手を挙げてくれるのです。

しかし、福祉タクシーは法律上「待ち」ができません。予約したお客様以外は乗せてはいけないことになっています。A地点からB地点までお客様を運んでもB地点で誰か乗りたいという人を乗せてはいけないんです。実際、去年実走距離と走行距離を比較しても1/3の距離しかお客様を乗せて走っていません。

空の車で2/3の距離を走れば、そりゃあガソリン代も倍かかるわなあ、ってため息をついています。そこで、陸運局の最低限の値段まで値上げと相成ったわけです。

ご利用いただいている方にとっては大変迷惑な話ですが、運行存続のためよろしくお願いいたします。